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  • 2020.05.29
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当協会で実施した認知機能の臨床試験が論文になりました

当協会で昨年実施した認知機能の臨床試験の結果が、論文化されました。

筆頭著者は、当協会の理事である渡邉憲和。加えて代表理事深谷泰亮と実施医療機関である寛友会クリニックの橋弥尚孝先生も名を連ねています。

 

 

「健常者および軽度認知障害者に対するエルゴチオネイン含有食品の認知機能改善効果―ランダム化プラセボ対照二重盲検並行群間比較試験―」

出典: 薬理と治療 Volume 48, Issue 4, 685 – 697 (2020)

http://www.pieronline.jp/content/article/0386-3603/48040/685

 

エルゴチオネイン文献

 

 

認知機能の低下においては、現在医薬品ですら維持するのがやっとという状況の中、本試験では健常者および軽度認知症(MCI)の方に対して、有意な認知機能改善効果が見られました。

 

本試験において、試験成功の鍵は如何に試験計画に合致した被験者を集められるかにかかっていることを実感するとともに、試験に関わる担当者全てが明確に試験計画を理解して実施すれば、食品でも効果を実証することは難しくないと改めて感じた試験となりました。

 

新型コロナウィルス拡大の影響を受け、中断していた臨床試験も再開になりました。

今後も適正な機能性表示食品の普及促進に貢献できるよう、臨床試験を進めてまいります。

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